お知らせ

卵巣の機能とは、主なものとして「排卵」と「性ホルモンの分泌」が挙げられます。初経を迎える時期から本格的に始動するこの二つの機能は20代後半でピークを迎えて、その後は緩やかに機能を落としていきます。機能が低下するとは言っても、排卵という現象は閉経する直前まで見られますが、女性ホルモンの平均的な数値は年齢とともに徐々に下がっていき、個人差はあるものの、全ての女性に見られる自然な変化です。

 年齢不相応に卵巣機能が低下している状態を卵巣機能障害と呼び、主な弊害として排卵障害と性ホルモン調節障害が挙げられます。
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 ovfunc02女性ホルモンの調節異常に関しては卵巣だけでなく、卵巣でのホルモン分泌をコントロールしている脳の部位(下垂体、視床下部)の異常も原因となります。どの部位が原因でコントロールが乱れているのかは数種類の検査によって調べる事ができ、異常に合わせて治療が決まります。

 例えば、急激な体重減少によって生理が来なくなるなどの異常が出る場合があり、体重減少性無月経と呼ばれます。また、多嚢胞性卵胞症候群と呼ばれる疾患でも排卵障害があり、生理不順や不妊症の原因になります。

 原因によっては一時的なものもありますが、一生付き合って行く必要のある疾患もあり、正確に診断し治療する必要があります。